山梨県の温泉

山梨県には、石和温泉、十谷温泉、天科温泉、西山温泉、芦安温泉など多数の温泉がありますが、その中の1つに武田信玄の隠し湯とも呼ばれている下部温泉(しもべおんせん)があります。

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下部温泉の歴史

下部温泉(しもべおんせん)は、山梨県南巨摩郡身延町にある温泉です。下部温泉の名が歴史上の書物に現れたのは、鎌倉時代にさかのぼるとされており、下部温泉は1200年以上の長い歴史がある温泉です。戦国時代、好敵手である越後の上杉謙信との5度にわたる川中島の戦いで有名な戦国最強武将、武田信玄も下部温泉に入浴し、刀傷を癒したとされています。かの徳川家康もこの下部温泉に入り、下部温泉は江戸時代に湯治場となりました。下部温泉は、日本が国際連合に加盟した昭和31年(1956年)に国民保養温泉地に指定されています(なお、山梨県内では増富温泉も昭和40年に国民保養温泉地に指定されています)。

下部温泉郷の所在地

下部温泉街は、JR身延線下部温泉駅より約2.5kmの場所にあり、富士川の支流である下部川に沿って温泉宿が展開しています。JR身延線は、静岡県富士市にある富士駅と山梨県甲府市にある甲府駅を結んでいるJR東海)の路線です。東海道本線と中央本線を結ぶ路線ともいえますね。JR身延線といえば、西村京太郎のトラベルミステリー作品の1つである「死を呼ぶ身延線」の舞台となった路線でもあります。

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下部温泉郷の宿泊施設〜日帰り温泉や立ち寄り湯もあり

下部温泉郷には、30以上の多数の旅館・ホテルが存在します。それぞれの旅館・ホテルが個性的な温泉・宿泊施設を備えており、中には日帰り温泉や立ち寄り湯を備えているところもあります。一般に下部温泉の泉質は、単純温泉となっており、リューマチ、神経痛、冷え性、疲労回復などの効能があるとされています。

下部温泉への鉄道アクセス

下部温泉へのアクセスですが、鉄道を利用する場合は、JR身延線の下部温泉駅が最寄り駅となります。東京方面から来られる場合は、新宿から中央本線を走るJR特急かいじ、JR特急(スーパー)あずさなどを利用して甲府まで行き(所要時間は特急で約1時間半)、甲府で身延線に乗り換え、JR特急ワイドビューふじかわを利用すると約40分で下部温泉駅に到着します。乗り継ぎ時間にもよりますが、特急に乗れば新宿から2時間半弱で下部温泉に着くことができます。大阪・名古屋方面から来られる場合は、新幹線で静岡まで行き、静岡から身延線のJR特急ワイドビューふじかわに乗り換えると、静岡から1時間半ほどで下部温泉駅に着きます。新宿や静岡からであれば、日帰りも十分可能ですね。