秋保温泉(あきうおんせん)は宮城県仙台市にある温泉です。日帰り温泉としても人気のある秋保温泉の歴史、泉質、日帰り入浴・日帰りプラン、仙台駅からのタクシーやバスを利用した交通アクセスなどについて記します。
秋保温泉(あきうおんせん)は宮城県仙台市にある温泉で、同じ宮城県内にある「鳴子温泉」、福島県内にある「飯坂温泉」とともに奥州三名湯にも数えられています。JR仙台駅から車で30分ほどの距離にある秋保温泉は仙台市や首都圏からの日帰り入浴(日帰り温泉)の場所としても人気のある温泉です。
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秋保温泉は悠久の歴史を抱いた温泉として知られています。開湯の時期は定かではありませんが、古墳時代には既に存在していたとの説もあります。古墳時代といえば、弥生時代と飛鳥時代の間に位置する、1000年以上も昔の時代ですね。歴史の教科書にも出てくる前方後円墳が建設された時代から秋保温泉が利用されていたことを考えるだけで、なぜか神秘的な世界に引き込まれます。そのエピソードの1つに、6世紀前半に在位していたとされる第29代欽明天皇が詠んだ歌があります。欽明天皇は、皮膚病に感染し、様々な治療を施しましたが、なかなか直らず途方にくれていた際、秋保温泉の湯を搬送させ沐浴したところ数日で全快し、その喜びを歌に詠んだことが記録に残されています。それ以後、秋保温泉は皇室の御料温泉の一つとなり、「御湯」の称号を賜わりました。
仙台といえば独眼流政宗(伊達政宗)で有名ですが、なんとその伊達政宗も秋保温泉に入っていたのです!戦いの疲れを秋保温泉で癒していたのでしょう。秋保温泉の古き歴史は、その管理人、今で言うところの宿の経営者という形でも引き継がれています。平安時代から戦国時代にかけて、佐藤家が秋保温泉の「湯守役」(管理人)を勤めていましたが、現在の「ホテル佐勘」はこの佐藤家の流れを引き継いでいます。
秋保温泉の魅力の1つは、その良質な泉質にあります。泉質は、弱塩泉で、ナトリウム・カルシウムを成分とする「塩化物泉低張性中性高温泉」と言われています。
秋保温泉は、仙台市の中心エリアから車で30分ほどで行けるため、仙台市や首都圏からの日帰り入浴ができる日帰り温泉としても人気があります。秋保温泉街には個性豊かな高級ホテル・旅館が多数存在しますが、その中には宿泊客のみならず日帰り入浴客も利用可能となっているところがいくつもあります。ホテルや旅館によっては、食事・温泉付きの充実した日帰りプランを用意しているところもあるので、お気に入りのホテルや旅館の日帰りプランや露天風呂などをみつけて、美味しい食事や日帰り入浴を楽しむのも有意義な休暇のすごし方の1つかもしれませんね。
秋保温泉へのアクセスですが、仙台駅からタクシーを利用すれば30分で到着します。仙台駅から公共バスを利用される方は、仙台駅の西口にある宮城交通の8番乗り場から「秋保温泉行き」のバスに乗車すると約50分で秋保温泉湯元に到着します。東京駅から仙台駅までは、東北新幹線の「はやて」を利用すると1時間40分弱で移動できるため、「はやて」とタクシーを組み合わせると東京駅から2時間ちょっとで秋保温泉に行けることとなり、日帰り入浴や日帰りプランの利用も十分可能ですね。自家用車をご利用の場合は、東北自動車道仙台南ICから約10分、東北自動車道仙台宮城ICから約15分で秋保温泉にアクセスすることができます。